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違和感が大きくなってくると、「このままでいいや」と今の場所や状態ににとどまれなくなる
(前回の話より)今、自分の中で、幸せ度が低く感じてそうな項目は何でしょうか。お金なのか、健康なのか、時間なのか、人間関係なのか…ちょっとここ今 低めに感じているのかもみたいなのは、どのへんなんですか。
あーー、それでいうと、今の気持ちとしては、3つ何となくピンときたものがあって、それは時間と仕事とお金面なんですけど。1番どれという1番という言葉で紐づくとしたら、結局なんか仕事が 時間もお金も関わってくるのかなぁと感じたので 「仕事」ですね。
仕事のどんなところが、自己採点で点数低めになっているんですか。
今の仕事について、嫌いじゃないけど、すごい楽しいわけじゃない。というのを、結構長く感じていて。
先月くらいから、大きく部署が変わって、業務も結構、新しい部署にスライドをしたところなんですけど、新しい仕事の方が向いてるし、まぁ嫌じゃないなと思ってはいるので、状況は変わるかなぁとも思いつつ。
今まで人事をやってたんですけど、人事の仕事も面白いと思う反面、何か大変だったりとか、やりがいがわからなくなっちゃったりとかして、ただただ大変忙しいみたいなのが多く感じることがあったんですが、異動になって、気分転換、リフレッシュになったなぁというのは、見えているんですよね。
なので、異動になって、「嫌いじゃないけど、すごい楽しいわけじゃない」みたいなところは、改善はしたんじゃないかなと思う一方で、次の人生、もう1回これやるかって言われたら、結構悩むなぁって思うところもあって。
って思うってことは、なんか引っかかってるんだろうなとも思うし、人間関係も上司も部下も周りも自分のポジションも、本当に今 恵まれてるなぁと思うんですけど、どっかで引っかかる部分もある、薄々何かが引っかかってるみたいなのは、感じることがあったりします。
感覚派の自分なんですが理論的を求められていて、いつも詰められるのが苦しいと思っていたり、給与が別に悪くはないけど高いわけじゃないので、そこはお金の部分にも関わってくるんですけど、そこも自分の中で何かがひっかかっているような気がしているところです。
一般的なちょっと格言みたいなのでいうと、「NO」というためには大きな「YES」が必要であるという言葉が思い浮かびました。
「これじゃない」とちゃんと言うためには、本当にこれがほしいんだっていうのが必要で、それがないと、つい「これでもいいか」「これでもいいか」となっていってしまう。「これでもいいか」というのは、楽といえば楽なので、そこにとどまりがちです。
これは別に、とどまっちゃいけないというわけでもないですけど、今のTさんの状態としては、違和感が大きくなってきていて、このままとどまり続けるのか、どうするのかの岐路に立っているようなタイミングなのかなと思いました。
この違和感と向き合うとしたら、心の底から本当はこれをしたいとか、これが喜びであるみたいなことは、自分の心に聞いてみるしかありません。
自分の心に問いかけてみて、もし割とポンッと「なんだ、本当はこれがしたかったんじゃん」みたいなのが出てきたら、本当にそれを大事にすればいいですし、もちろん綺麗には出てこなくても大丈夫です。
いったんとりあえず今の自分に、結局自分はどんな仕事をしたいの?とすごいストレートに問いかけてみたら、どんなものが出てくる感じですか。
結局自分はどんな仕事をしたいの?とストレートに自分の心に問いかけてみる
そうですね。大枠は人に関わる仕事がいいなと思っていて、どんな仕事でも、仕事って結局人に関わると言ったらそれまでなんですが、もう1歩2歩突っ込んだようなことがいいなと思っているし、結構人と関われるかを選んできているかなとは思います。
近年結構思っているのは、「話す」「聞く」という仕事をメインにできたらいいなと思っています。それはまだちょっと具体で何か絶対にこれみたいなのはないんですけど、企画とかももちろん仕事上やってはいますが、「書く」とかよりも、言葉にして話すのか、言葉を聞くなのかの方がやっていて楽しいです。
そういうやりとりの方が自分もすごいストレスなくできるし、そこで「得意だよね」「上手だよね」とか言われて、何かそういう仕事が任されたりみたいな感じで話がくることも多いので、まぁそこが強みなんだろうなと思っているのもあって。自分も楽だし好きだしな、じゃあ「話す」「聞く」という仕事が多いことができたらいいなっていうのは、ふんわり考えてます。
人に関わる仕事の代表的なひとつとしては、対人支援の仕事があります。コーチングもそうですし、学校の先生とかもそうですし、スポーツのコーチみたいなものもそうです。言語を使ってなのを抜きにすると介護みたいな仕事もある種対人支援の仕事です。
そして、「書く」「読む」という文字をベースとしたコミュニケーションよりは、口頭でのコミュニケーション「話す」「聞く」がいいということでしたが、それそのものを職業・仕事としようとすると、「占い師」「コーチ」「先生」みたいなあたりが代表格かなと思います。
そのあたりの仕事がしたい、好きである、楽しいみたいなのは何かありますか。
そうですね…なんか今の話は違和感ないなと思っていて。
今やっている副業もコーチングを取り入れた形式での占い師活動という感じなので、まぁ 近いしいかなというのは思っています。で 先生というのも、ちょっと意味合い違いますけど、セミナー講師というか、登壇したりみたいなのも、現職で前の今までの部署とかにいたときはやったりとかしていて、嫌ではなかったのでそのへんはいいなぁと思うところがあります。
(「話す」「聞く」能力が活きるような占い師の仕事を副業でしているけど、それはそれで引っかかっているところがあるようで……次の記事に続く)
大きな不満もないけれど、どっかで引っかかる部分もあるもあるみたいな状態のとき
- Noと言うためには、大きなYESが必要
⇒今の状態でこのままでいいのかなと悩んでいる場合には、この言葉をヒントに自分を探究してみることが鍵となるかも? - 大事なのはやっぱり「自分は本当はどうしたいのか」
⇒最初はふわっとしたものしか出てこなくてもOK
⇒そこから、解像度を高めていく