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自分の紹介で転職した人が新しい職場で苦戦しています

仕事系でも、いいですか? いや、こう考えると色々浮かんできますね、悩んでいることが。
お仕事のお話でももちろん大丈夫です。

私はいま、人数の少ない会社、具体的には10名未満くらいの会社にいます。そこに私が一人、紹介して入れた人間がいるんです。私は営業の仕事をしていますので、その彼も営業として入社しました。
彼も私も、実は前職が一緒で、大きな会社、それなりに看板がある会社で営業として働いていました。そのため、今の小さい会社でブランドがほとんどない状況から営業するというのは、また別の難しさがあります。私もそこでつまずいた時期もありましたが、彼は半年前ぐらいからモチベーションが絶賛で下がってしまいました。できると思っていたのにできなかった、という状況です。結果的にはメンタルが少し落ち込んだこともあり、仕事をしていない時間がかなり多いように思います。
私たちは在宅勤務で、特にマネジメント機能がそれほど強くあるわけではありません。個人の采配に任せ、各自が仕事をしているようなグループ会社なので、自分で動けないとどんどん仕事がなくなっていきますし、そういう悪循環にもなりやすい環境です。
そこで、何というか、そういう彼に対して、マイクロマネジメントを始めています。今、私の方から朝昼夜と連絡を取り、今日のタスクを確認し、その進捗と精神状態について聞く、ということをしています。それを始めてから、少しは良くなってきているのですが、マイクロマネジメントをする時の罪悪感のようなものなのかもしれません。
お話を状況を聞きながら、色々と感じたり思い浮かべたりしながら聞いていたのですが、自分が声をかけて今の会社に入ってもらった、という状況になった時に、「声をかけたのは自分だしな」という責任感があるのだろうな、と感じました。
もちろん、責任がゼロとは言いませんが、これを聞きながら思ったのは、「でも、大人で自分で決断して転職してきたわけだから、そこまで責任があるの?」と考えると、少なくとも一番の責任はご本人にある、という認識は大事だろうな、と、最初に聞いていて思っていました。
そして、今最後にご質問というか、「マイクロマネジメントしていてどうなの?」という気持ちもあるのかな、というお話でしたが、正直、マイクロマネジメントそのものが悪だとは私は全く思っていません。状況やシチュエーションによっては、それが効果的な場面というのも当然ありますよね。
極端な例を挙げれば、波にさらわれて子供が溺れているような時にコーチングするのは馬鹿げています。「おお、泳ぐんだ。どうやったらうまく泳げると思う?」などと言っている場合ではないので、もうとにかく手をガッと掴んで引き上げる、ということですよね。無事安全な場所へ引き上がってから、「なんで溺れちゃったんだろうね」とか「やっぱり浮き輪に入るの危ないね」とか、そういう話はできるかもしれませんが、まずは何が何でも腕が折れてでも引き上げる、というシチュエーションだってあるわけなので、マイクロマネジメントそのものが悪いわけではないと思います。
ま、関係性をそんなに詳しく聞いているわけではないので何とも言えませんが、どこまで言うのか言わないのか、相手に共有した方がいいのかどうかは非常に難しいので、そこはよく考えましょう。聞いていると、最初に言ったように、「そもそも自分が声をかけたしな」とか「その結果、彼はこの状態になっちゃったしな、なんか申し訳ない気持ちもあるな」といった気持ちがあるように感じます。その申し訳なさというのも、別に持ってはいけないわけではないと思うので、持っているということを自覚して、もしかしたら必要であれば適切な頻度で、「少しそういう気持ちもあるんだ」ということを相手に伝える、ということもしてもいいかもしれません。
わからないですよ、わからないですけれど、変な話、その相手から「いや、ちょっとJさんのせいで、みたいなちょっと恨みの気持ちもぶっちゃけゼロじゃなかったです」といったことを逆に言ってもらえた方が、「そうだよね、ごめんね」という会話がしやすくなるとか、わからないですよ、そういうこともあるかもしれないですし。
でも、それが言えたらご本人も「でもこれ、人のせいにしてる場合じゃなくて、やっぱり自分で決断したことなんですみません。今口から出まかせみたいに言っちゃいましたけど」みたいな会話ができるかもしれないですし。なんかそんなやり取りが、絶対やった方がいいですと言い切れるほどではないですが、一つの選択肢としてはあるのかな、と少し思いました。
自分の紹介で転職した人が新しい職場で苦戦しています
- 自分が紹介して転職した人の場合でも、最終的に「転職する」と選び決断したのはその人自身で、自分の人生の選択に対する1番の責任はご本人にあるという認識は大切かも
今回のケースでいうと
- マイクロマネジメントでサポートすることは、それ自体が悪いことではない
- 今回のケースでは、相手との関係性にもよるが、本音を話し合えるような機会が持てるかどうかが、どこかで大事なカギになる可能性も

