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株式投資や不動産をやってみたいが絶対に損はしたくない
不動産を考えているのって、その、動機はお金なんですよね、やっぱり。賃貸分を損したくないとか、売却益で得をしたいが動機なので、そもそもなんでお金得たいんだっけって考えたときにあんまりそれ以上ないなって思って、動機の、お金って強い動機に感じるんですけど、ちょっと掘り下げると別になくてもいいかもと思う部分も結構あって。なくてもいいというか、必要以上にたくさんなくても、あった方がいいけど、すごく強く自分を突き動かすものではないなっていうところに行きついてそういう意味でいうと…
ちょっと口を挟んじゃいますけど、だとすると、割と気楽に買っちゃってもいいかもしれない。
ああ…でも損はすごくしたくないですね。得はまぁできたら嬉しい損は絶対にしたくない!!みたいな。感じはあります。絶対はちょっと強く言いすぎましたけど、損したくない方が強い気持ちですね。
ざ・日本人ですね。
そうですね(笑)
元本割れは嫌い。
そうですね、そういうのがあって、自分を突き動かす原動力的に弱いのかなぁというのも1つと、そもそも自分を突き動かす強い欲求って………ほかに何かあるんだろうか。仕事もやっぱ危機感、危機感ドリブンですごいやってきたので、この話ずっとしているな…いろいろな切り口でずっとこの話している気がするな……
損したくないの話をちょっとするんですけど、これもですね、じゃあ損って何なんだという話があるんですよ。本当の損は何なのかみたいなのを、突き詰めてちゃんと考え抜いている人って限られているんです。金融の世界に絞ってすら、人生全体の損の方がよほど難しいんですけど、お金、金融の世界の損得とは何かに絞ってすら、ちゃんと考えて勉強したことある人って、限られているなと思うんです。
例えば、今 ポイントって、「dポイント」「楽天ポイント」「Tポイント」が「Vポイント」に変わって、ポイントいっぱいありますよね。ポイントの損しない使い方ってどういう使い方だか知ってます?
ポイントの損しない使い方ですか?知りません
金融の理屈上、損しないポイントの使い方とは?
ポイントは、金融の理屈でいうと、即使うが損しない1番の方法なんですよ。数ヵ月や数年間かけてポイントを貯めて、貯めたポイントで何か買えたというハッピー感は、ハッピー感として確実に存在しているので、それはそれなんですけど、単純に数字の損得でいうと、即使うが正しいんです。
これは何かというと、ポイントは金利が付かないんです。ポイントは、楽天ポイントだったら楽天に、ポイント預けている状態です。金融機関に、こっちがお金を預けておいてあげて、金利がつかないものは他に基本的にありません。無金利でポイント置いといてるのは、すごい損してて、仮にポイントが1万円分あったときに、使わないで貯めこんでおいても、ポイントには金利がつかないので、ポイントを1万円分、ポイント会社に預けているだけです。もし即使って 浮いた額を銀行に預けると、金利がつくので、金利分の額は自然と増える。
そのポイント分を使って向こう(ポイント会社)は、事業をまわして、金利収入を得るみたいなことができる状態になって、ポイントを置いていくと事業会社の方は得をするんです。金融の考え方でいうと、金利のつかないものは即消化するが正しいんですけど、考えて行動している人はあまりいなくて、ほとんどみんなスルーしながら生きてるんです。
ただ、それが本当に人生の損なのかといわれると、またちょっとレイヤーが変わるんですけど、別にTさんも損したくないと言っているけど、本当に金融的に損しないとは何かを突き詰めてやっているかといったらやってない。つまり、そんなもんだと思いますというのは1つあります。
もうちょっというと、人間には、目を瞑れる損の範囲があるんです。だってちょっとわからないですけど、例えばすごいわかりやすく、例として、Aポイントだと100円に対して1ポイントなのに、Bポイントだと100円に対して2円で、年間でポイントの額が10万変わってくるみたいなのを出されたら、Aポイントやってられないじゃんみたいな感じになるんですけど、それが、1ポイントと1.1ポイントぐらいだと、まぁいいかみたいなになる人もたくさんいるんじゃないかと思います。
毎回どっちの方がここのポイントだと高いんだろうと考えながらやらなきゃいけないと、思考が疲れるのがしんどいからもういいや、みたいなのもあるわけですよね。全てを金融の損得勘定で、合理的に動くのが幸せなわけではないのを人間は知っているので、そのある種いいやという感覚もすごい大事なんです。
不動産投資に感じている「絶対に損はしたくない」のTさんにとっての損とは?
それでいうと不動産の損はしたくないは、Tさんのなんか閾値を超えているイメージがあるのかなと思います。不動産で損をするというのは、こういう桁の損になるのである。だからそれはしたくない。逆に言うと、どっちに転んでもこんなものかみたいな感じで、あれ意外と収まっているのかってなったら、割と気軽に買っていいかとなる可能性はある。
それはそのとおりですよね。確かに。…例えば2年家を買ったところに住んで、マイナスが今の家賃分と、あとは仲介手数料とかもろもろ計算して、マイナスが今の2年家賃払ったのと、トントンとか、ちょっと減るくらいだったら、勉強料って考え…全然考えられるなって思いますね。
まぁ なのかどうかも、ちょっと1回ちゃんとシミュレーションしてみたらいいと思います。相場が上がったパターンと下がったパターンで、どのくらい本当に差が出るのかっていうのはみてみたらいいと思いますね。
- まず実際問題のところでいうと、日々の生活で金融の損得勘定を突き詰めて考えて得をするように生きている人は非常に少ない
⇒勉強は大事だが、人の時間の使い方として目を瞑れる範囲も全然あり得る - 不動産で損をしたくないの話でいくと
⇒自分にとって許容できない損とはどのラインかを1度考えてみることは大事かも