【不動産や投資について】どうしたら調べて勉強しきったとなれるのかがわからない|網羅的にメリットデメリットを学習するためには?

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今回の探究テーマ:営業職 30代 男性 Tさん

不動産を買うことを検討しており勉強を始めましたが、この領域はどう勉強したら、ひととおり学べたなとなるのかがわかりません。調べ尽くす、勉強しきるみたいなことをしたいけど、学びたい領域の全体像や構成要素のようなところがそもそも掴めなくて、どうアプローチしていいか毎回迷って、結局やれなかったりとか、効果的にできないみたいなことがあるなと思っています。

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株式投資や不動産のような領域を自分で調べるときにおすすめの勉強法はありますか?

調べ尽くす、勉強しきるみたいなのって、なんかその全体像とか、例えば不動産市場だったら、何で構成されて、変数は何かみたいな、見立てがつかないと、不動産に限らず、どうアプローチしていいか毎回迷って、結局やれなかったりとか、効果的にできないみたいなことがあるなって、それは何か解決策はあるんだろうかと思ったのが探究したいテーマです。

僕はですね、ディベートはすごくいいツールだなと思っているんです。

ディベート(debate)    

あるテーマについて異なる立場の2組に分かれ、それぞれのメリットやデメリットを議論すること。ディベートの目的は、どちらかの陣営が勝つことではなく、それぞれの立場のメリットやデメリットが洗い出せ、より本質的な解決策を検討するために行う。

両面から見るというのは、1つすごいわかりやすい学習方法で、「絶対に今 不動産を買った方がいいです」という本を10冊買ってきて、「今 不動産を買うなんて正気の沙汰じゃない」という本も10冊買ってきます。

それを読むと、それぞれの書いてある理由があるですけど、もちろん10冊違うことも書いてあるけど、割と10人とも、共通の理由があって、だから「買いだ」とか、だから「買っちゃいけない」みたいに共通項を見つけられる場合もあります。10冊買って10人とも言っているということは、結構そうなのかもというのが見えてくるというのは、結構自分の中の学習方法で偏らずに学べる感覚があります。

変数として網羅的にいけるかどうかは、どこまでいっても究極わからないんですけど、でも肯定派と否定派を10冊読んだら、8~9割は結構網羅できるなというのが感覚としてはあって、残っている1~2割にもちろん落とし穴がある可能性はあるんですけど、それはもう本当に専門家中の専門家に自分がならない限り、厳しいかなと思います。

別に車買うだっていいんですけど、Aの車種とBの車種、同じ300万円の車買うので悩んでいるけど、わーってレビュー見て、Aを推している人もいるし、Bを推している人もいたときに、その理由をみたときに、自分はAの理由の方が大事なんだなみたいな、じゃあAを買おうみたいなことになる。もし もちろんざーっと見ていったのと全然違う落とし穴があって、Aを買っちゃいけない理由が後になってわかるとか、本当は11冊目を読んでたら書いてあったのにとか、それはもちろんどこまでいっても可能性というのはゼロにはならないです。でも今 、10冊+10冊 合計20冊ということを言ってるんですけど、5冊+5冊の合計10冊でも、だいたいだいぶ網羅できる気はします。

というのが1つ回答ですけど、どうでしょう。

迷う理由って、いや、これからも上がる市場が上がるから買うべきだ、と、いや、もうこんなに上がったんだし、バブル崩壊の直前にすごい似てるからみたいな、まぁ反対の主張に、主張をいろいろ見聞きすることで迷っていたんですけど、それをこう何故か、みたいなところまでどういう根拠に基づいてそう言っているのかというのを、本とかで僕は情報を得ていたわけではないので、何となく不安になっていただけだなぁとすごい感じたので、本を読むっていうのはいいなぁと思いました。
 

というのと、本を10冊ずつ読むのって、大変だなっていう気持ちがあり、そんなに読むの得意じゃないので、だったときにこう、本が、ベストなのかもしれないですけど、本以外の収集、情報収集するツールは何か石川さん的にあるのか、そのへんも聞けたら嬉しいなと思いました。

大枠は同じ主張でも細かくみていくことが大切、できれば書き出して眺めてみる

なんでそう言っているのかみたいなのは、これまた理由はいろいろあって、不動産を買った方がいいですよという人も、「1~2年後に不動産価格が下がるかもしれないけど、10年スパンでいったら絶対に上がるから、大丈夫よ」みたいに言っている人もいれば、「いや この1~2年で上がるから大丈夫よ」みたいに言っている人も、たぶんいると思うんです。

価格が下がるから やめとけという人も、「二度と上がってこない、なんか世界の大転換がくるんだ」といっている人もいれば、「この5年スパンで考えたら、下がり相場だからやめとけ」と言ってるのかとか、それもその人の分析とかデータの見方とかあるはずなんですよね。

読んでいったら、説得力のあるものもあれば、なんかただの思い込みでしかないのかなみたいな、ちょっと根拠に薄いなみたいなものも勿論出てくると思うので、そこはちゃんと勉強できるといいなと思います。

というのと、本読むの苦手でいうと、前も言ったことあると思うんですけど、聞く 読む 書く 話すは特性があるので、聞いた方が入りやすい人は聞いたらいいです。

インプットとアウトプットのタイプ|Dialogue space

ほんと普通にYouTubeとか、今 聞くってたぶん音声メディアもありますけど、動画メディアの方が情報量がリッチだと思うので、選択肢も多いし、普通にYouTubeで「不動産買うな」「不動産 今が買い」みたいなので、私だったら、10本~20本みると思います。

で、この人すごい説得力あるなと思った人がいたら、もうちょっと深く見に行く。それは全然したらいいんじゃないかなぁという感じですけど どうでしょう。

YouTubeで動画を見る方が「聞く」「見る」の方が、僕は「読む」より得意なので、そうですね…そういう風にするのと、あれです、なんか聞いてて思ったんです。YouTubeの動画、不動産の動画を見たんですけど、なんか見ているうちに、自分の中のこう問いがふわふわしたまま、なんかこう、似たような動画をどんどん見ていて、何の情報を収集すべきかみたいな立場をこう何ですかね、ずれて動画を見てしまっていることが多いんだろうなっていう風になんか思って。

 

なんかそれによって、ほしい情報をちゃんとこう得られず、なんか表面をなぞるだけの情報収集に終始しちゃってたんだなっていう風に感じましたね、今。ちょっと目的意識をもってというところはもう1回、当たり前なんですけどそれができてなかったなと思いました。

納得できる理由の説明があるかどうかをちゃんと見る

なんか好奇心から始まっても、必死さから始まってもいいと思うんですけど、私とかはやっぱ「何で?」って思うんです。今 広告とか出てくるんですけど、”今 都内でマンションを持っているあなた、売り時です””今 爆上がりしているので売り時です”みたいな広告とか流れてくるんですけど、なんで?って思うんですよね。

今 売り時なのなんでそう言っているの?でも、3年持っていたらもっとよくなるかもしれない。よりも今っていうには理由があるんですよね。「それはなんで?」って思うので、そのなんでをちゃんと説明してくれるものを探しに行くんですよね。

本でも動画でもいいんですけど、例えば最初 「今が売り時です」と言っている人を見にいったときに、全然3年後より今の方がいいんだという理由の説明が、1つも見つからなかったときに、やっぱり私にとっては説得力がないんですよ。

でも例えば、「明らかに今 ピークで、これから下げ相場に入ってるんです。今までの不動産の値動きでいうと、こういう経済変数が動いていたときに、次 下げ相場にはいって、1回不動産価格って下げ相場にはいると10年間持ち上がってこないというのが歴史上見えてます。それで今 ここにきてるので今が売り時なんです」と言われたら、はぁ なるほど…でも10年持ってたらもう1回上がってくるのか。10年でもう1回上がってくる話、他に誰か喋ってないかなともう1回見に行くんです。という感じにはなるし、それはすごい大事だとは思います。

全然できてないですね。(動画を見ていて)細々と質問ものすごい浮かんでくるんですけど、1つ1つこう…結構時間かかりますね。勉強って時間かかるんだなっていうことを…思いました。そりゃそうですね。なのでまぁ 動画見るのもいいですし、その例えば、仲介会社とかに質問をもって、そのまま直接聞きに行くとかも自分的にはあっているのかなと思いました。

ゲームのように楽しんでできると勉強は苦ではない

ポジショントークはどうしてもあるので、

ポジショントーク

自分の立場や役割にとって、都合のいい話や有利になる話をすること。営業局面では注意が必要。

仲介会社とかだと、割と短期で売買したいから今がいいですよと言いがちなのとかはそれはそれで理解といた方がいいと思いますけど、勉強するのに時間がかかるはちょっと言われて思ったんですけど、私も興味のないものは別に苦労しながら、辛い思いをして勉強するのは、嫌だなと思います。

ちょっと全然ピンとこないかもしれないんですけど、私は子どもの頃、ストリートファイター2というものが、めちゃめちゃ流行ったんですけど、わかりますか。スト2強くなるために、無限に「波動拳」「昇竜拳」みたいな100%出せるように、指の動きを訓練していくわけなんですけど、時間もかかるんですけど、苦痛はないんですよ。

RPGだろうが シミュレーションゲームだろうが、攻略本を読んで「お ここか!」みたいなのとRPGだろうが シミュレーションゲームだろうが、正直僕はあんまり感覚は変わらないので、うわー勉強しなきゃいけないのかみたいなの、あんまりないですね。自分だったら、今度不動産という新ジャンルのゲームを見つけた感じは正直ありますね。

  • 賛成派(A派)の主張と反対派(B派)の主張をそれぞれについての情報を細かくみるのはおすすめ
    両面から見ることが大事
    ⇒何故この人はこの主張をしているのか根拠もみる
  • 勉強には時間がかかる
    ⇒網羅的にできるだけ質の高い知識を獲得しようと思ったら、当然やはりある程度の量は必要
    ⇒同じ主張でも細かくみていくと違いがあることも本気で学ぶなら書き出したり整理することも大事
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