動画で見る
記事で読む
コンフォートゾーンに居続けることはよくないことなのか?

「なんかコンフォートゾーンにい続けるな」みたいのあると思うんですけど、今、人間関係とか仕事も、なんかやっぱり頑張れば達成できるし、そこそこの収入を得られるなという感覚があって、すごく居心地がいいです。けど、特にこう仕事面においてこの状態をずっと続けていくと、なんか「ずっとこのレベル感なのかな」とか、「もう1~2割は受けないといけないんじゃないかな」っていう感覚もあり、とはいえ、転職という選択肢はちょっと現実的ではないし、取りたくないところもあるので、今これが最善なのか、そうでであるならばどうすべきなのか、みたいなのは最近ちょっとうっすらと考えていたこととしてあって、今日なんかタイミングあれば話せるといいかなと思っていました。
なるほど。えっと、それに対する私の考えと意見を一旦述べさせていただきます。コンフォートゾーンにいて思考を停止したりとか、外界の変化に鈍感になる、みたいなのは確かにすごい危険なんですよ。
世界ってどんどん変わっていくので、今もう本当にどんどん変わっていくので、この今の良い状態は続かないかもしれないなっていう危機感みたいなものは持っておかないと、本当に気づいたら沈んでしまうみたいなことは全然起こり得ますよね。
例えば、分かりやすい例で言うと、富士フイルムという会社は、カメラとフィルムというものがあって、フィルムが消耗品で、安定して売れ続ける世界だったのに、デジカメというものが出てきてしまって、もう事業の根幹が揺るがされてしまいました。
今ね、生き残っていますけど、富士フイルムはその後、いつ市場環境が変わるか分からないということを教訓にして、外部の人たちと話を続けるということを会社のDNAとして今もう持っているんですよね。どんな世界がやってくるんだろうかと。そして、自社ではない、外のプレイヤーの人たちは世界をどう見ているんだろうかって、コミュニケーションし続けようという風になっているんですけど、それはすごい大事だと思います。
だから、コンフォートゾーンから無理に抜けるみたいなのは私は必要ないと思うんです。
今、安定して発揮できているパフォーマンスがあり、貢献があり、そして収入があるというのを無理に捨てるとか、そういうことではなくて、むしろその安定があるからこそ、チャレンジできるとか、外に意識を向ける時間が取れるというのが多分すごい大事で、だから今のベースの安定感があるからこそ、この業界はこれからどうなっていくんだろうとか、次のビジネスってどういう風に展開していくんだろうとか、自分がちょっとチャレンジしてみたいものがあるとしたらどんなことだろう、みたいなことを適度に1~2割持っておく。ベースの安定は8割持っておいて、2割チャレンジする、みたいなそういう感じでやれるといいだろうなっていう風に思いますね。
Tさんが次にチャレンジするとしたらどの領域か
これはTさんとこれまで話してきた中で出てきていた話ですけど、Tさんが今チャレンジしていくとしたら、コミュニティ作りとか関係性作りみたいなところは1つチャレンジだろうなと思うんです。
すごくうまくいっている、尊敬している先輩とかは、ある種もうコミュニティ化されていて、同じ人が例えば10年後また相談がきて、みたいな、そういう状態になっているみたいな話があったと思うんですけど、そういう豊かな関係性を、単なる業者・お客さんという感じを超えて育む、みたいなところはチャレンジしていけると、未来にも繋がりやすいかなっていう1つのポイントとしてはそれは僕は思います。どうでしょう?

ありがとうございます。そうですね、なんか自分の考え方の癖で0か100で考えちゃうところがあるので、コンフォートゾーンだからもうそうじゃない大変な環境に身を置かねば、みたいなちょっとこう極端な考え方をしてしまうところがあったんですが、あのさっきの、まあ8対2ぐらいで2は新しいこととかっていうお話いただいた中で、その辺、それぐらいは今できてるなっていう感覚があって。
新しいツールを使うとか、今までの方法じゃないやり方で成果を出せるようにするとか、最後におっしゃっていただいたコミュニティとか関係作りみたいなところは、今年の終わりぐらいからすごいこう取り組み始めていて、ちょっとずつなんかそれができてきてる感覚があったりとか、あとはそうですね、この数ヶ月間は本当に2、3年前ぐらいにやり取りしていた人からまた連絡があって、実際に成果に繋がるみたいなことも複数あったりしたので。
ちょっとそれは全体の成果の中の一部でしかないですけれども、この割合を増やしていきながらやっていくっていう方向は合ってるなって思いましたし、そういうコミュニティ作りとか関係作りみたいな新しい取り組み、チャレンジっていうのは、細々ながらできてるとは思うので、ちょっとそれを引き続きやりつつ、うん。そうですね、なんか気づいたらこう、「おい、なんか市場に置いてかれる」みたいなことは避けられるようにですね、やっていけたらなと。はい。思いました。
そうですね、結構Tさんのお仕事は、成果主義的側面が強いので、油断しきるってことができない、いい意味でそういう構造の中にあるなって思います。大企業で会社員でみたいな感じだと、市場環境の変化みたいなことを意識せずとも10年間縮こまって目の前に来る仕事をしてると、ちゃんとお給料がもらえるみたいな構造にあるケースもあるんで、油断しちゃうんですよね。
本当にまあその構造の中にいたらしょうがないかとか難しいよなとは思うんですけど、でもまあそれはやっぱり非常に個人のキャリアを作るとか守るっていう観点で言うと、やっぱり危険で会社に丸投げしちゃってるっていうね。怖いなっていうのはありますけどね。
まあでも繰り返しますけど、0か100じゃないんで、今いい状態であればむしろそれはちゃんと土台として大切にしておいて、じゃあ十分に収入があるんだったらそれを貯金に回すとか投資に回すみたいなこともシンプルにそうだし、時間的に余裕があるんであれば新しいチャレンジの勉強に回すみたいなね。
もちろんなんか趣味でゲーム大好きとか、映画大好きとか、そこに使うのもしつつで全然いいんですけど、全振りしちゃうとやっぱりその変化に対応できなくなっちゃう。やっぱり自分から能動的に勉強しに行ってる人でそんな沈んでいく人見たことないんで、そこはちゃんと勉強し続けるみたいなのは習慣化されてるといいのかなってのは思います。
コンフォートゾーンに居続けることはよくないことなのか?
- コンフォートゾーンにいることは悪いことではない
- 安心感を感じている上で1~2割は新しいことへの勉強やチャレンジに意識を向けられるかどうかが大事
- 現代は市場環境はどんどん変化しており、会社としてはもちろん、個人のキャリアという点でも危機感や外から情報を得る力などは大事
- 勉強やチャレンジをし続けている人が、大きく取り残されるようなことはほとんどない

