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コンディショニングを考えるときの観点とは?
キャパを超えるという話とコンディショニングという話が、僕の中では繋がっていて、例えば、去年とかは走ってたりなんか身体を鍛え始めて、いい感じだったんですが、もちろん今、引っ越したばっかりというのもあるんですけど、自分のキャパを超え始めるとそもそもコンディショニングみたいのが、なんかできなかったりするとか、し辛かったりするっていう。
でも、その自分のコンディショニングによって、パフォーマンスが下がることも避けたい、けど、あ、今、これやった方がいいなっていう流れみたいなものも感じるってときに、休み方の話なのかちょっとわからないですけど、僕はそのコンディショニングが上手くできないことをすごい嫌うんですよね。
今までは自分のコンディショニングがそんなに変わらない感じで仕事をコツコツとかやってたんですけど、今、変えてきているというか、自分のコンディショニングを最優先にしてっていうのではなく、コンディショニングも大事だけれども、今、関わっている、関係している人が、今こういう状況だから、ちょっと自分のキャパは超えるんだけど、コンディショニングは崩れるんだけど、やろうみたいなことを取り組んでいるんです。
でもやっぱりコンディショニングも気になるみたいなところもちょっとあって、だいたいそういうときって規則正しい生活ができるかっていうと、新しい領域になんか自分の意識の力を使っているので、身体を鍛えるとか動かすっていう風なところ、リソースがちょっと割き辛いみたいなところもあって、なんかそこは特にこれから今いろいろな流れとか話がきていて、でも、そこが気を付けないと自分がしんどくなって嫌になっちゃうなっていう、嫌になっちゃったら、やめたくなっちゃう、やめようみたいな、っていうのも避けたいこともあり…そうしようかなぁっていう…感じです。
コンディショニングについては、フィジカル面とメンタル面の2つがあります。
フィジカル面
まず、フィジカル面については、いったん自分の限界までやってみたらいいと思います。限界を知っておくのは大事だなぁと思うんです。
例えば、私は、20代の頃とかは2徹はできるけど3徹は無理みたいな感じで働いていました。それはフィジカルの限界があって、2徹までは何とか頭も働いて仕事になったけど、3徹だと まぁ頭が働いていないから無理みたいな感じなんですよね。そうすると、どれだけがんばっても2徹ということになります。
あと正直 年齢と共にフィジカル面はどんどん衰えているので、今はもう徹夜して仕事することはできないし、しないです。パフォーマンスがトータルで落ちるのはもう目に見えているので、その今の年齢でフィジカルにどこがマックスかというのは理解していたらいいと思っています。
逆にいうと、フィジカルのマックスまではやったらいいんじゃないというのもあって、「あ これきてる、めっちゃ忙しい、だいぶ大変そうだけど、ええ やってしまえ!」といって、何か例えば普通は1ヵ月の間で20営業日しか仕事しないんだけど、今月は28営業日やっちゃうぞとか、フィジカル的に自分で測っておいていけるんだったらいっちゃってもいいとも思うんですよ。その観点はその観点で1つあります。
メンタル面
もう1つは、メンタルは、やっぱり犠牲心が出ていい仕事はできないと、これは私は強くそう思っているので、「なんでこんなやんなきゃいけないんだよ」「こんな忙しくて断ればよかった」みたいな仕事で忙しくなるのは、全然いい結果を生まないので、「あ~ これは引き受けたら忙しくなるし、忙しすぎた後に何だよってなるかな」とメンタル的に感じるかどうかは、引き受ける前にちゃんとイメージはした方がいいと思います。
フィジカルの限界はあるけど価値の提供に限界はない
いや、すごくそうだなと思っているんですが、今はいろいろ仕事がきてるから、特に3月までとか、わかりやすくそんな感じで。ちょっと…ちょっと大変だけど、ギリ走れるみたいな、ギリいけるかなっていうので、メンタル的にもフィジカル的にもやりきれて、だいたいそれくらいなんかこう根詰めてやると、まぁもちろんその反動で、4月はちょっと休もうかとか…ってなったりするんですけど。
さっきの何か年齢だったりとか、フィジカルとかメンタルというところで下がる傾向もありつつ、どこかでそれを、なんかもっとできる領域を広げたいというところのバランスをすごく悩んでいるというか、なんか経験値があれば、1回やったら次は5で同じことができたり、なんか見えてきて、それは仕事の技術があがったりそういう側面があると思うんですけど、そういうとこできるようになると、次が楽になるところもあると思うんですけど、人生でずっとそれが続くじゃないですか。
そこを今すごく思っていて、今聞いていて、何か適切に休みたいし、適切に負荷をかけたいし、適切に進化したいんだけれどもさっきの犠牲心になるのも嫌なんですけど……。
フィジカルは、私の感覚でいうと、30代~40代以降は年齢と共に下がらざるをえないので、どんどん増やしていきたいという感覚は、フィジカルの世界では諦めた方がいいと思っています。だけど、まぁお客さまに提供する価値は、無限に高めていけると思います。
それは自分がスキルが上がっていくというのももちろんありますし、自分の人脈とか仲間を掛け算で、クライアントに提供できる価値は全然いくらでもあげていけるわけなので、自分がやっていることだとどうしても限界はあるんですけど、クライアントが受け取っている価値の観点でいうと、それをどんどんあげていきたいというのはいくらでもあげていけると思っています。
キャパシティという表現がありましたけど、フィジカルなキャパシティは絶対に限界はあるけど、提供する価値のキャパシティは、そんなに簡単には天井はこないと思います。
フィジカル面でいうと、ときには「今は頑張る時期」があってもよい
いや僕、今話を聞いてあーって思って、その…そっちがいいです。そっちの話って思いました。
あの…別にその…不滅の超人になりたいわけでは全くなくて、寝ずに働けるとか、突き詰めて働いても全然疲れませんというのを目指しているわけではなくて、今、石川さんが言ってて思ったのは、確かに僕が飛び出していける価値だったりとか、えっと……そこの青天井感はすごくしたいんだなって今、話を聞いてすごく思いました。
たぶんそれを思っているので、自分のそのさっきのキャパシティという表現よりかは、自分のコンディショニングの方が近いんですけど、コンディショニングによって、特に僕は感覚とかを使う系の仕事が多いので、コンディショニングで提供できる価値が、もし本来のパフォーマンスが発揮できないというのはすごい避けたいという風に、強く思っていますと。
ってなったときに、その提供できる価値だったり、生み出せる価値だったり、生み出せるその何か幸せだったりみたいなことの最大化というか、そこをあげていくっていうことは、今までその観点であんまり自分のことを考えたことなかったんですけど、すごいそこに強いモチベーションがあるなと思いました。それしたいなって思ったのが率直にあります。
ただの繰り返しになっちゃうんですけど、まずフィジカルは、例えば睡眠時間を8時間なり、10時間なり、ちゃんと寝るみたいなものは寝た方がいいと思いますし、食事も食べた方がいいと思いますし、加えて 筋トレとか歩くとか、健康に良いことの時間を削ってトータルのパフォーマンスがよくなる気は、私はあんまりしないので、普通に気を付けたらいいように思います。
でも、このタイミングだけは寝ずにとか食べずにとかやるみたいな、1日なり、1週間なり、1ヵ月なりくらいもあってもいいとも思います。1年はちょっと長いし、トータルパフォーマンスも無理があると思うので、適度なところというのはありますが、まずフィジカルなところはときには「今は頑張る時期」があってもよいというのが私の考え方です。
実際に出すパフォーマンスなり価値なりというところでいうと、なんかちょっと今 思い出したエピソードがあります。
私のお師匠さんがいるんですけど、そのお師匠さんが自分の会社のエースの社員さんといったらいいんですかね、がいて、「石川さんさぁ、ちょっと困っちゃってさ」『どうしたんですか?』「エースの社員さんがスキルがあがりすぎちゃって、一瞬でお客さんがよくなっちゃうから全然売り上げがたたないのよ※」って言われたんです。
※弁護士さんのような時間でお金をいただくようなお仕事のため
それは困りましたねと話してたんですけど、もしそうなると今度問題なのは、収入みたいなこととのバランスという話になってくると思います。ただこれも、いったんもうそこまでいったらいいと思うんですよね。
出してる価値はもう無限大にいってます。それに対して金額をつける範囲とか、金額がつく範囲はどこにするのかというところはそれはそれであって、時間で出せる価値は極論言うと無限大なのでもういくらでも価値を出したらいいんじゃないかなと思います。
価値を最大化する根源は全力で取り組む姿勢
ちなみに価値って深さだったり、広さだったり、量だったり、持続だったり、いろんな指標があると思っていて、で、僕の欲求としては、まぁ今言ったその無限大というところに対しては、そうですねって思うんですけど、その伸ばし方をいつも模索している感、いろいろ試し続けてるんだなと思っていて。
で、例えば、大谷翔平選手じゃないですけど、勝つためにはめちゃめちゃ睡眠時間を取ります。そんな練習時間を長くしないとか、結果的に自分の出したいパフォーマンスを上げるために、所謂一流の方たちってなんか試行錯誤をし続けていると思うし、大谷翔平さんのやり方で他の野球選手に当てはまるところもあるでしょうし、そうじゃないところももちろんあるなって思っているんですけど。
(価値やパフォーマンスを)最大化にするポイントって、難しい…難しいっていうか、結局は自分でいろいろ試すんでしょうけど、さっきの…何でしょう…周りの人とかで、生み出す価値ちょっと無限大すぎてマジやばい人は、この人のいったい何を大事にしているかとか、なんかそういう話があれば聞いてみたいんです。
価値と価格があったときに、価格じゃなくて価値でいうと、すごいシンプルに全身全霊でその価値をこめているかどうかで、価値は 桁が、1桁・2桁・3桁・4桁…って変わってってしまうものだと思います。
例えば、私たちはコーチングみたいなことを生業にしてやっていて、1時間 例えば5000円ですとか、1万円ですとか、5万円ですとか、いただいてコーチングを提供するんですけど、1回60分とか90分に全身全霊をこめたときに、このたった90分でもクライアントさんのこの後10年がよくなっちゃうとか、100年が良くなっちゃうとかみたいなことがあると思っているので、自分の認識としては価値は本当に心の込め方次第という感じでいます。
ただ 価格は、どちらかというとこの物理的次元の制約が当然あるし、お客さんが認知できる範囲もあるし、自分も受け取れる範囲もあるので、そんな無限の世界ではないと自分の感覚としては思います。
一方で、価値は、例えば私も、今日の午後 お客さんのところで半日 ワークショップですみたいなときに、昔 10の価値を出していたのが、1000くらいまでいけるようになってきたなみたいなという感覚は持っているのですが、価値の最大値は、まだまだ億も兆もあるなという感じはあるんですよね。
僕も自分がやることが、その方だったり、その方の周りの家族だったり、関わる人とかの全体の幸せというか、その人だけじゃないところの幸せとか役に立つことで、それは別にいちいち伝えないことも、まぁ伝えるときもあるし、伝えないことだとして、そこに対する意識って、やっぱり価値として生み出されるなって思ってたんですけど。
全身全霊込めてやるみたいなことを言ってもらえたのは、なんか…なんか…思ってたんですけど、そこに対してやっぱりそうやって大切にしようみたいな感じになんかちょっと思って。
石川さんにそれを言ってもらえたのはなんかすごくちょっと僕の表現でいうと祈りに近いというか、でもそれが毎回毎回もちろんそういう風に意識はしてるんですけど、そこに対する丁寧さみたいなところはもう少しさらにやっていけそうだなって、そっちは自分の中でできてる、し辛いときもあるし、でも、大事にしたいなっていうのをよりそれは大切にしたいなってまず思いました。
で、それを積み重ねをして、所謂価値みたいなところが育っていくというのはすごく受け取れた感じがしています。
コンディショニングを考えるというところでいうと
- 「フィジカル面」と「メンタル面」がある
⇒フィジカル面は限界があるから無理しない
⇒メンタル面は犠牲心が出ていい仕事はできない、犠牲心出てきそうだなと思ったらやめる
お客さまに提供する価値を最大化させるには
- やっぱり大事なことは今 目の前のお客さんに全身全霊心を込めて取り組むこと
⇒その心が試行錯誤や学習を高める