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仕事でも婚活でも自分で勝手に見切りをつけてしまうことが多かったなと反省しています

なんか自分の行動を振り返ると、営業の仕事をしていて、お客さんに対して、ちょっと違和感が強かったりとかすると、なんというか、顧客として相手にすべきでないっていう判断を他責ですごいしてしまっていたなと思いました。自分が相手に違和感を感じたら、こう打ち合わせとかもスパッと切り上げて、もうやり取りしないみたいなことをしてしまったのが、なんかいくつか、やっぱりあったなって思って。
それは、自分自身のなんですかね、サボりというか、なんか逃げだったなと。その人たちだって、全然顧客になり得る可能性もありますし、何かしら困っているから、時間を調整してくださってると思うので、そういう深いところにあるであろうニーズや要望などをちゃんと汲み取る努力もせず、なんか嫌だから、ぐらいの感じで、投げ出してしまっていたなと。
そういう自分の力不足と未熟さを相手のせいにしてしまっていたなっていうのを、なんかさっき自分の話と石川さんの話を聞いていく中で、感じたなっていうのが、今、率直に思ってるところですね。そういう自分に向き合うことが、なんか最近重なってて、ちょっと、ダメージを食らっているみたいなのがありますね……。
僕の方から話をするんですけど、Tさんは今、婚活をしていて、今だとお見合いとかアプリとかを、いろいろな方法があったときに、そのお相手とお会いしてコミュニケーションを取って、仲を深めていってということをされているということなんですが……そこで、すごい単純に言ってしまうと、相手がそんなに自分に好意がなかったので、毎回なんか話が盛り上がりませんでしたみたいな話もあったんですよね。

はい……。
その話も含めて、今、改めてちょっと落ち着いて考えてみてもいいのかなと思います。
お客さんでも、婚活のお相手でも、「相手が好意を向けてくれたから自分も話しやすかった」とか、「自分も好意を向けることができた」ということは、別にそれは不自然なことでもないし、間違ってもないんですけど、それはすごいイージーモードだったときのケースの話だなとは思います。
婚活みたいな文脈でお会いしたら、向こうだってどんな人かなとか、どれぐらい自分のことをいいなと思ってくれてるのかなとか、当然、探り探り始まったときに、なんかお互いに探ったまま終わって、こちらからは全く好意を示さずに、「向こうが好意を出してくれたら、こっちも出しますよ」みたいなやり方をしてたら、それは結構限界がありますよね。
相手が好意を出してくれたら自分も出すという姿勢でいいのか
これはちょっと比喩として、Tさんにもその時にも言いましたけど、就職活動で、企業の面接官と学生さんの関係だと、どちらかというと、学生側が「御社を志望してます」というトーンでいくことが多いわけですよね。
けど、まず学生さんの方が「あの、志望してます」と言わないとおかしくて、会社も「受けに来たんだよね?」と当然になるし、「いや、あの、御社が私への好意を示してくれるんだったら、私もあなたへの好意を出してもいいんですけど」みたい感じでこられたら、「ええっ?」となるのはあると思います。
でも、学生さんの立場からしても、昔は圧迫面接みたいなものがたくさんありましたけど、会社から「あなたなんかどうでもいいんですよ」みたいな感じでこられたら、それは当然「いや、入社できなくても結構です…」みたいな気持ちになるかと思います。
なので、「いや、いろいろ書類選考とかさせてもらってきて、あなたなら入社して戦力になってもらえる人材かなと期待して、この面接という時間を取っているんですよ」ということを、やっぱり企業から伝えてもらった方が、それは学生の方だって、「いや、ちゃんとここで自分のアピールしよう」と思えるだろうし、やっぱりお互いさまですよねというのが1つあります。
なんだろうな、ちょっといい言葉がうまく思い浮かばないんですけど、「出してくれたら、こちらも出します」みたいな姿勢は、それが常にダメとは言わないんですけど、やっぱり出し惜しみになっちゃったりとか、すごい受け身になっちゃったりとかするので、向こうが出してこなくてもこっちから出してきますみたいなものは大事だろうなと思います。
覚えていらっしゃるかわからないですが、Tさんが以前、「クリーニング屋さんが、すごい気持ちのいい一言を添えて挨拶してくれて、こっちも幸せになった」みたいなのも、まさにそうだろうと思います。
もちろん、クリーニング屋さんの件は、お客様に対してだからあれですけど、それでも、恐らくアルバイトの方とかだろうし、そんな気の利いた一言を言わなくても、商売としては成り立つわけですけど、やっぱり「今日はお天気悪いので、気をつけてください」とか、そういう一言添えてくれると、すごいシンプルにやっぱり嬉しいですよね。
好意を自分から出していくのって、なんかそれで自分が損するかもしれないみたいな、単純な話でもないなというのは、思ったりしましたけど、ここまで話を聞いたりして改めてどうですか?

ありがとうございます。そうですね、自分は無意識にすごい受け身であるんだな、受け身になってしまっているなっていうのを、なんか認識したんですけど、それはなんでなんだろうって考えていて。
仕事とか婚活みたいな文脈だと、すごいしょうもなく感じるんですけど……やっぱり失敗したくないとか、上手くできない自分と向き合うのがちょっとストレスに感じるとかがあるような気がするなっていう風に思いました。ずっとそうやって無意識のうちに、やってもらう前提の自分生きてしまったというか。僕はそういう人が嫌いなんですけど、自分がそうなってしまっていたなっていう……感じですかね。
相手が好意を示してくれた自分も出しますみたいな姿勢で過ごしていたことに反省しています
- 仕事でも、婚活みたいな場面でも、相手に対してちょっとでも違和感があったら、自分を出す前に見切ってしまったり、相手が好意を示したらこちらも出すは絶対ダメではないけど見直す価値ありかも
- 人間関係は「お互い様」でもあるので、相手からを待たずに、こちらか好意や情熱を出して示していくこともときには大事
⇒受身になってしまうことが多い人は自分から出すにも取り組めるといいかも