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前に話したテーマと被っている気がしますが大丈夫ですか?
何でもかんでも全部全力でやるとなったら、時間いくらあっても足りなくなるので、切らなきゃいけないラインは絶対にあるんですよね。そこを見定めるのは、プロとしてすごく大切だと思います。
野戦病院みたいな病院のお医者さんで1番大切なのは、救える命か救えない命か判断することです。これはもうちょっと残念だけど、手の打ちようがない。この人は手の打ちようがある。よし こっち手術しようみたいなことは、プロにとってすごい大事な話です。
例えば、さっきの不動産の営業の話でいくと、結局そうはいってもこのお客さんに拘束されている30分とか1時間ってあるんですよね。だったときに、そこは絶対に全力でやるみたいなのも1つあります。
大量に(メールを)打つっていうフェーズと全力でやるっていうフェーズを、どこで切ると、自分の時間としてのバランスが取れるかを考えて、この閾値を超えた人は全員全力でやりますというラインを自分で決める。逆にその前は、すんとして、機械的に、むしろなんかAIとかないかな、業界向けのツール売ってるんじゃないかと探すみたいな、そっちの努力するっていうラインを決める。
それは例えば、ちょっと業種が違うのであれなんですけど、私とかだとやっぱり同時並行で10社くらいお客さんを抱えてやってるので結構限界なんですよ。これを20社やったらちょっと自分が身体を壊し始めて、30社クライアントが同時並行で、もしいたら、絶対にクオリティが下がる。ということは、10社が自分の数の上限であるみたいなのはあるんですよね。そこは自分でよく見定めた方がいいとは思います。
どうですか、自分の仕事で置き換えても、ここでラインを引いたらよさそうみたいなのはあります?

うーん、そうですね、まさに選択と集中というか……たしかに。全部全力でやるのは無理だなと思ってたので、まさにそう思っているところで、今お話をいただいたなぁって感じなんですけど、……ちゃんと見込みになる人が、その人との接点が増えればいいので、種のまき先をちゃんとこう選ぶ、数を減らしてでも選ぶっていうのが、今石川さんがおっしゃってたことを、に繋がる僕が取るべき動きなのかなという気がしてます。
自分にとってやりやすい意識の置き方や仕事のバランスを考える
どういうラインの引き方するといい仕事ができるかは、ちょっと今後試行錯誤して、開発していったらいいと思うんですけど、Tさんのケースでは、目的というかゴールを紹介においちゃった方が、いい仕事しやすいし、中長期的にいうと結果がついてきやすいような気がしますね。
関わるって決めたらとにかくこの人が、次に誰かに紹介をしたくなるということを全力でやる。売上が、今 この瞬間この人でたつかどうかじゃなくて、この人との時間の中でこの人が、自分という営業を人に紹介をしたくなるっていう関わり方をする。そういうのは次が楽ですからね。
もう1回さっきの不動産の話でいくと、今期例えば何でもいいんですけど、10人引っ越ししてもらわなきゃいけない。決めなきゃいけなとするじゃないですか。とにかく今 引っ越してくれる人って思って頑張るのと、極論ですよ、1年目は捨てて、とにかく会った人が紹介してくれる関係性を僕は築くって取り組んでみる。そうしたら、年間で、例えば不動産屋さんで働いてたら、会社のHPからとか問い合わせでとかSUUMOを経由でとか、媒体はいろいろあると思いますが、なんか20~30人あう気がしているんですよ。
少なくとも30人が、自分が引っ越すとか、周りで引っ越しっていったら、絶対にこの人に紹介しようと思ってくれたら、もうすごいおすすめとかってついつい言いたくなっちゃう関係性を30人築けたら、翌年の10人くらい楽勝なのでは?そういう感じですかね。
という感じでやった方が上手くいくんじゃないかしらと思うんですけどどうでしょうか。

そうですね。実際問題1年間を捨てるというのは難しいので、あの…なんていうんですかね。まるっとそのままできないですけど、7割の稼働時間を目の前の数字に向けたすぐ繋がる取り組みにしつつ、3割はそういう紹介をもらえるような仕事の仕方をするとか、から始めるのがいいのかなという気がしています。
自分の売り上げをゴールにした仕事ってどうしても歪で、お客様側も違和感を覚えやすいなぁと思いますので、どんなにいい人でこっちのためを思ってくれていそうって、その人の接し方を、不動産営業の人を見ていても、結局こう売上をあげよう、あげるためにきているなってちょっとでも感じると、自分が営業職なのでわかるのに、気持ちはわかるのになんかこう心が離れる感覚はあるので、なんかそういう…紹介というところを1つKPIというか、ゴールにおいた仕事の仕方をちょっとずつやるというのはいいなと思いました。
中長期的に質の高い仕事をしていくために
- 前回までの動画で、お客さんが知り合いに紹介したくなってしまうような営業を目指して仕事をするという話がありましたが、一方で何でもかんでも時間をかけるのは×
- 時間は有限で本当に質の高い仕事をするためには、タイムマネジメントも考える必要があります⇒自分にとってやりやすいバランスや線引きを