孤独感を感じていて「居場所が欲しい」という気持ちをずっと抱えて生きています

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今回の探究テーマ:コンサルタント マネージャー 30代 男性 Tさん

これからの仕事やキャリアをどうしようか、自分はどんな職場でどんなポジションで働きたいのかを探究してみて感じたのは、自分が仕事や職場に1番求めているのは、孤独感からくる「居場所がほしい」という気持ちかもしれないと思いました。

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自分の中にある孤独感の取り扱い方を考える

仕事や職場に求めるのは、私はどちらかというと居場所がほしいみたいな感じなんですよね。根本的な…不安というか、欲求として、根源にあるのは、不安感でその不安感は何かというと、居場所がない不安というか、受け入れられない不安みたいなのが結構でかいんですよ。

 

それは何か自分の幼少期の経験とかからくるんですけど、ずっとこうどこの場にいても、どこか疎外感じゃないけど、馴染めない感じがずっとあって、で、ときたま人生の中で、あ、すごいここは居心地がいいと思う場所が何か所かあって、それはバイトだったり、さっき(前の動画で)言ったコミュニティだったりするんですけど、何かそういう場に身を置いていたい。で、その場をもっとよくしていくために、何かをしたいみたいな、そういう欲求はすごい強いと思うんですよね。

 

捉え方を変えると、すごい依存してるね、という感じではあるんですけど、場みたいなものに。

 

だから自分だけ、自分がどれだけこのスキルを高めてすごいコンサルタントになったとしても、何かその孤独感は消えないのかなぁというのは今 話していて思いましたね。その孤独感が消えない限りずっとこう、なんか変、なんか違和感を抱えて生きていくみたいな感じはあるのかなぁって思いました。

今回はこのように匿名ですが記事にさせていただいているセッションでもあり難しさもありますが、1つの選択肢としては、今 仰った孤独感みたいなことに向き合ってみるというのはあります。

孤独感に向き合いまして、それ自体の捉え方や自分の気持ちに変化が起こってしまうと、自分の感覚が変わってしまうので、そもそものキャリアの悩みみたいなのも、全然違う方向にいくというパターンもあります。

また、孤独感というのは ある種、原体験で、エネルギー源で、それを活かして仕事をしていくということもできます。孤独感があるから、だから自分が孤独を感じないようにとか、みんなが孤独を感じない場を自分は作っていくみたいなキャリアも、それはそれでどっちもあると思うんですよね。

  1. そもそもの孤独感について向き合い、探究を深めていく
  2. 孤独感を抱えたまま(エネルギーとして) 仕事を考える

今 この場でいうと、そもそも孤独感というものに向き合う方向と、孤独感をある種、原体験として、エネルギーとしてやっていく方向とあったとき、どちらについて探究する方が心惹かれてますか?

それなんですよ。それはなんか自分でも思っていて、孤独感がありますというときに、抱えていくのか、なくすのかどっちだよみたいなのは、どっちが正解というか、どっちがいいのかなというのはなんか思ったりはするんです。

 

それは……孤独感はなくならないというか……まず(自己認知として)孤独感があるねっていうところに行きついただけでも結構頑張ったなというところがあるんですけど、それを打ち消すというか、乗り越えるって結構相当しんどいことだと思うし、たぶんそれって、1~2ヵ月とかだとではできないものだと思うんですよね。

 

ってなったときに、打ち消してから次のステップにいこうというよりは、抱えたまま、それに飲まれないように、あの一緒に歩んでいくみたいな、だから持病みたいな、上手いこと付き合いながらやっていって、孤独だから、どこかに依存しようとなるとそれはそれでちょっと違うから、孤独感を感じないように自分は居場所にいたい。だからそれをつくって提供しようみたいな、自分が欲するものと他人に提供できるものの両方を、なんかつくっていくというか、みたいなのが、それをやっていくうちにどこかで、初めて本当に乗り越える、何かそれを受け入れた上で次にいけるみたいな何かそんな感じなのかなって今は思っています。

孤独感を無理に抑圧しないでちゃんと感じることの大切さ

孤独感に関して、ちょっと私なりの視点で言えることが何個かある感じなんですけど、まず1つは、「ああ 孤独だなぁ」「寂しいなぁ」「悲しいなぁ」みたいなのがあったときに、心地よい感情や状態ではないので、それを感じたくないという風になってしまうことが多いと思います。

でも、おすすめは、孤独を感じたときに「うわぁ 孤独だなぁ」「寂しいなぁ」「悲しいなぁ」という風に、無理に自分の気持ちを抑圧せずに、無理に切り離そうとせずに、感じている自分を大切にすることです。

辛いんですけど、あぁ 今 孤独感じているなぁっていうのを、ちゃんと感じるというのは、1つおすすめというか、大事だと考えていることです。

自分の気持ちを抑圧したり、無理やり切り離そうとすることは、その場しのぎの対処法でしかなく、後で感情が爆発したり、より複雑にこんがらがって自分の中に蓄積してしまい、後々大きな問題となることも。

感情の取り扱い方という視点では、例え、心地よい感情や状態ではないものだとしても、「今 自分にはそういう気持ちがあるなぁ」と自分の気持ちをちゃんと感じることはとても大切。

もう1つは、孤独を感じたときに、「寂しいです」「一緒にいてください」「助けてください」など、ちゃんと表現をしていくというということです。

それによって、「面倒くさいやつだな」「何 いい大人が寂しいとか言っているんだよ」と、離れていく人もいるかもしれないんですけど、「そうだよね、寂しいときはあるし、ただ一緒にいてほしいときってあるよね」というのがこの世の中だったときに、寂しいなぁというのをちゃんと感じて、「寂しいんでちょっと話を聞いてもらえませんか」とか、「助けてくれませんか」とか、「ちょっと一緒にいてくれませんか」みたいなのを、言うようにしていくということも、孤独というキーワードでいくと大事かなぁと思いました。

(この続きは次回の記事で)

孤独感を感じていて居場所が欲しいという気持ちがある

  • 孤独を感じるのはしんどい面もあると思うけど、抑圧しないでちゃんと感じることは大事
    ⇒抑圧して、孤独感をないものにしても、結局それが歪んだカタチで現実に出てきたりしてしまうことも
  • 感じて表現することも大切
    ⇒「寂しい。誰か聞いて」と言ってみる
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