経営や財務の知識不足や、苦手な人とのコミュニケーションスキルなど、自分ってまだまだだなぁと感じる機会が最近ありました

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今回の探究テーマ:営業職 30代 男性 Tさん

この探究の時間などで石川さんと話す中で、あらためて感じたのが、自分って対人コミュニケーション能力について、結構穴だらけだったんだなぁということです。仕事についても、自分の実力というか、いいお客様に恵まれていたからうまくいったところもあったなと、感じたりもしています。まだまだ成長の余地がある嬉しさもありつつ、ちょっと情けないというか……反省モードの最近です。

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仕事に関する知識面や対人コミュニケーションスキルについてあらためて反省するところがありました

1年くらいこの場で、石川さんと話したりもしてきて、対人コミュニケーションにおけるこう、無知の知というか、全然自分はコミュニケーション能力ということの捉え方が限定的で、自分のコミュニケーション能力はすごい穴だらけだったんだなっていうこととを感じています。

同じく仕事においても、結構もう10年弱ぐらいこの仕事をしているので、ある程度できると思ったんですけど、なんかこの数ヶ月間、全然自分はまだまだできてないんだなっていうことに、なんか直面することが何回かあって。

実力不足とか、知らないこととか、できてないことがまだまだたくさんあるなっていう、そういう成長の余地を感じられるという嬉しさもありつつ、結構やっているけど、全然まだまだなんだなっていう、悲しいというか、情けないじゃないですけど、そんなことに向き合うことがなんかあったなっていう感じです。

ちなみに仕事上で、全然まだ実力不足なんだなと思ったのは、どんな話があったんですか?一旦言える範囲で言ってもらえたらと思うんですけど、どんなのがあったのでしょうか?

そうですね。ま、なんか単純にこう、知識不足みたいなところが1つですかね。

経営、役員ポジションとかになってくると、その会社の財務状況とか、利益がどうとかみたいなところを踏まえて、いろいろ話が当然上がってくるんですけど。その財務、ファイナンス周りのこととか、あらためて僕は表面的にしか分かってないので、何を期待されてるのかとか、入社後、どの数字をどういう風にしたらいいのかみたいなところが、ちゃんとこう…深いところで理解しきれてないなとか思いました。

SO(ストックオプション)がどういうもので、何がどうなったら、どういう風に賞与に繋がるのかとか、表面的に捉えてるなっていうのが、何回かあったっていうのが、知識の部分ですね。

SO(ストックオプション)

会社が社員に対して、あらかじめ定めた価格で自社の株式を購入できる権利を与える制度のこと。

あとは、そうですね、なんかコミュニケーションの部分でも、目の前のお客さんと、これまで複数のお客さんといい関係を築けてきたという風に思ってたんですけど、それはお客さんがいい人だったから、築けてきたんだなみたいなところもすごくあって。

なんかこう、心を開いてくれない人も全然いるし、その人にどうアプローチしたら刺さるのかとか、いいサービスだなという風に思ってもらえるのかとか、なんかできていないことを他責にして見ないようにしてたんですけど、あらためてそういうところにフォーカスすると、全然できていないこといっぱいあるな。そんなことを…感じることが多かったって感じですかね。知識と、まぁ何ですかね、なんていうんですかね、コミュニケーションといったらちょっと大きいですけど、そんなところですかね。

必要性を感じながら勉強するのはより面白い

1つ目の知識の話は、単純に、純粋に、それはどんどん学んでいったらいいと思います。必要性も感じながら学んだら、勉強というものはこれまでよりも全然面白いと思うので。

経営の領域とかも全然面白く学べると思いますし、やっぱりちゃんと学んだら、Tさんの仕事とかでも、やっぱりより深い話がお客さんとできるとか、提案ができるとか、絶対なってきますので、それは是非これから挑戦してみてほしいなと思います。

苦手な人ともコミュニケーションできるのは大事

もう1つのコミュニケーションスキルの話については、正直に面白いなと思いました。こないだ、どちらかっていうとパートナーシップや男女関係みたいなことについても話しましたが、根底では通ずる話だなと思いました。

相手が良かったから、関係性が成り立っていたんだなという話があったときに、やっぱり苦手だなみたいな人とも、どうコミュニケーションできるかというのは、大事なスキルのところだなと思います。

ちょっと自分の話をさせてもらうんですけど、最近は正直、苦手だなと思うような、そういう方と対峙することがあんまりないかもしれないなと思いました。ないというよりは、慣れすぎちゃって、普通に対峙できるようになってるのかもしれません。

私の場合は、研修講師みたいな仕事を多くやってた時期などは、クライアント企業の社員さんが研修に参加されていて、朝一「おはようございます、○○研修の講師の石川です」と挨拶すると、「こんな研修、何の意味があるんですか」「忙しいのに拘束されて迷惑なんですけど」みたいなとこから始まるというのはよくあることだったんですね。そして、そこから丸1日、その人たちと時間を過ごして、夕方には「いやあ、すごいこの研修に良かったです」といってもらわないといけない仕事を、例えばしてきました。

後から思うと、いや、あれはだいぶ鍛えていただいたなっていうところはあります。例えば、当たり前なんですけど、例えば私がロジカルシンキング研修をやっていたときに、「ロジカルシンキングは、仕事をする上で必要で、学ぶ必要があることだと思っているので、すごい今日の研修に来るの楽しみにしてました」という人たちとロジカルシンキング研修をやるのは、正直に言えば簡単なんです。

けど、「ロジカルシンキングなんか、役に立つ?」「全く、人事は本当にわけわからない研修用意しやがって」「だからといって参加しないと怒られるし」みたいなトーンのところから、初めましてで、どうやって信頼を獲得してくかみたいなのは結構やってきたんですよね。

私の場合は、その研修講師の仕事をするということによって、それを鍛えてもらえた感じがあります。例えば、飛び込み営業みたいなのを、訳も分からずやらされて、でも実はそこで、初対面でも信頼を獲得するためにこういうコミュニケーションが必要なのか、初めはなんだったら反感しかないところ、マイナスから始まってもどうやって盛り返すのか、みたいなところを学べるみたいなこともあるかもしれません。

そういったスキルは、やっぱりコミュニケーションスキルだし、そこがないと、立場の違う人や利害の違う人と、ちゃんとネゴシエーションする(交渉する)などは、やっぱりなかなか難しいかなと思います。

合わない人とか、向いてる方向が違う人とか、価値観が違うとか、立場が違う人とかと、どうコミュニケーションするか。もちろんこれは、共感している人たちと喋るのだって、コミュニケーションには難しさはあると思うんですけど、その次に、やっぱり違う人たちとどう喋るかというのも、やっぱりすごい重要なところだなというのは、今回のTさんの話を聞いていてあらためて思いました。

自分の知識不足やコミュニケーション能力不足を痛感しています

  • 知識不足については、足りてないなと気づいて学ぶ必要性を感じて学ぶことは、より一層面白いと思うのでどんどん学んでいこう!
  • コミュニケーション能力については、共感しあえる人とのコミュニケーションは勿論だけど、苦手な人・意見や立場、価値観の違う人ともコミュニケーションできるようになっていくのは大事 ⇒次回以降でまた深堀していきます
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